１まずは、肩腕や首の動きのチェック
　　（動く範囲のチェックですね。まずはどれくらい肩腕が動くか、首が動くか確認していきます）

慢性的な肩こりの人は、肩腕や、首の動きが悪くなっていることがあります。

肩が前に入ってきてしまうので、どうしても後ろにまわりずらくなります。特に１日中パソコンに向かう仕事をしていると、右でマウスを使う影響で肩が前のほうに入りやすい傾向にあります。

首も天井方向、左右の振り向き、左右の傾きとチェックしていきます。首の動きは、背骨や骨盤にも関連しているので、しっかり確認していきます。

この動きを確認すると、大体の体の傾向が出て来ます。

２次に肩の筋肉のコリの状態をチェック
　　（ココが肩こりさんにとっては気になるところですよね。もちろん肩こりの筋肉の状態は確認していきます。）

肩のどの部分にコリがあるのか、筋肉を確認していきます。触られると痛い場所もあると思います。筋肉の硬さや質状態を確認することで、改めてどのレベルの肩こりかが解ってきます。

また、左右の差も確認することで、体の傾きの傾向もわかってきます。

３首のコリをチェック
　（肩こりと関連深いのは首こりです。肩こりがある場合自覚のあるなしにかかわらず、首こりがあることが多いです。）

首の筋肉と肩の筋肉は同じ筋肉（僧帽筋）が付いているものもあります。左右で筋肉のハリかたが違ったり、首と頭の付け根が筋肉が張っていたりとさまざまです。肩こりだから肩だけではないのが肩こり整体の特徴です。 

４首の前と鎖骨周りをチェック
　（特に鎖骨周りはリンパなどの関係から、循環に大切です。ここのつまりがないと肩周りの血行やリンパの流れがよいのですね。血行やリンパの流れが良いと肩こりになりにくくなるのですね。）

肩こりの自覚は体の前の鎖骨にある人はめったにいませんが、肩がこる場合、肩の前のバランスと肩の後ろのバランスも見る必要があります。鎖骨の周りなどは、肩こりの人は鎖骨の動きが悪くなるので、循環も悪くなりやすいのが特徴です。

５骨盤と背骨のチェック
（筋肉の中心には骨があります。骨盤と背骨は筋肉を支えている土台のようなものです。だから背骨と骨盤を確認していきます。） 骨盤から肩のにかけてつながっている筋肉（広背筋）があります。骨盤と肩こりは関係なさそうに見えますが、とても関係の深い状態です。骨盤の状態で肩が引っ張られることもしばしばあります。肩こり整体には骨盤と背骨のチェックは欠かせないのです。

６腕の筋肉のコリの状態をチェック
（腕は頑丈にできているので、腕のコリを意識することはあんまりないかもしれませんね。しかし、この腕も肩こり整体にとってのポイントとなります。） 腕の筋肉は肩に伸びています。腕だけで荷物をもったりして腕の筋肉が張りすぎても、肩のこりにつながっています。パソコンワークの人は、手首までかたくなっているので、腕の筋肉が緊張しやすかったりもします。体の隅々

までチェックするのが肩こり整体のポイントになります。